フコキサンチンとは?

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Fucoxanthin
-フコキサンチン-

► フコキサンチンとは?

フコキサンチンとは、海藻や微細藻類に含まれるカロテノイドの一種です。
カロテノイドとは光合成をする生物が持つ天然の色素で、その中にはすでに抗酸化作用や抗疲労作用が報告されたアスタキサンチン等が含まれます。
フコキサンチンも最新の研究により、抗酸化作用を始めとした数多くの生理活性作用を示すことがわかってきました。
当社ではフコキサンチンを含有する微細藻類の高濃度大量培養技術と、それに用いるバイオリアクターを完成させ、培養した藻類からのフコキサンチンの抽出と精製に成功しました。

◎自然界に750種類以上あるカロテノイドの一種

カロテノイドの一種

◎主に昆布・ひじき・ワカメ・アカモクなどの海藻(褐藻類)に存在
・今までは藻類を商業的に、かつ高濃度に培養できず、海藻からフコキサンチンを抽出・精製することが普通だった。

◎フコキサンチンの機能性
・抗肥満、抗糖尿病、抗酸化作用、抗炎症作用、抗がん作用、血管新生抑制作用などが報告されている。
特に抗肥満はフコキサンチンの化学構造による特異的な作用である。

フコキサンチン

◎希少物資
・特異な化学構造のため化学合成ができない。
・海藻類からも抽出できるが、それらに含まれるフコキサンチン量は非常に少ない。

フコキサンチン
弊社は、このフコキサンチンを海藻よりも多く含む微細藻類を大量培養できる装置の開発と、フコキサンチンを抽出・精製する事に成功致しました。

► 抗肥満研究

【抗肥満】
北海道大学大学院 宮下研究室、細川研究室
ロシア科学アカデミー 他多数

肥満は糖尿病、高血圧などの生活習慣病やがんなど多くの病気を招く要因となります。それは内臓脂肪から慢性炎症が引き起こされて血管や臓器がボロボロになってゆくからです。
現代人にとって肥満対策は正に死活問題だと言えるでしょう。
脂肪組織には脂肪を燃焼させて熱を生み出す褐色脂肪組織と脂肪を蓄積する白色脂肪組織がありますが、世の中にあるダイエット商品は前者を活性化することにより脂肪を燃やす働きのあるものでした。しかし、褐色脂肪組織は内臓脂肪の約1%しかなく、しかも年齢とともに減少してしまいます。より効率的に白色脂肪組織の脂肪を燃やしてくれる成分の出現が期待されていました。そのような中、北海道大学の宮下和夫教授らのグループの研究で、フコキサンチンに白色脂肪組織自身に脂肪の燃焼を促す働きがある事が分かりました。これまでのダイエット商品とは根本的に異なる、まさに現代人にとって救世主となる可能性を秘めた物質なのです。

(webサイトより抜粋)